はじめに:月経周期と温活セルフケア
月経前になると心も体もなんとなく重だるい——そんな揺らぎはホルモンの変動だけでなく、冷えや自律神経の乱れが影響していると言われます。
最近注目されているのが『温活』。からだを意識的に温め、巡りを高めることで月経期をスムーズに乗り切ろうというセルフケアです。特別な機器や薬に頼らず、自宅でできる方法が多いことから忙しい女性たちの強い味方。
今回は「温活を月経周期に取り入れるべき理由」を3つに絞って徹底解説します。
恵比寿と藤沢にサロンを構える『よもぎデトラップ』の蒸気浴メソッドも例に挙げながら、今日から試せるヒントをお届けします。
芯から温めてホルモンバランスを守る
基礎体温が低いと卵巣や子宮の働きが鈍くなると言われています。下腹部をじんわり温める温熱療法は、月経痛の軽減だけでなく、ホルモン分泌をサポートするという研究報告も。
実際、温かいタオルを20分当てただけで平均痛みスコアが半減したというデータがあります。血流が促されることで黄体ホルモンの運搬がスムーズになり、経血量や周期の乱れに悩む人にもプラス。冷え性が強い人は、就寝前の腹巻きや湯たんぽ、そしてよもぎ蒸しの熱で骨盤内を内側から温めるとより効果的です。(ResearchGate)
自律神経を整えストレスに揺れない心へ
仕事や家事に追われる日々では、交感神経が優位になりがち。そこへ月経前のホルモン変動が重なると、イライラや睡眠不足が増幅されやすくなります。ここでも穏やかな温熱刺激が活躍。38〜40℃程度の温熱パックやスチーム浴は、副交感神経を優位にして心拍変動(HRV)を整え、深いリラクゼーションへ導くことが示されています。
よもぎデトラップの半身蒸気浴は、ハーブの香りによる嗅覚刺激も加わり、短時間でも瞑想のような静けさを得られるという声が。
温熱×香りの相乗効果で、PMS由来の情緒の揺れをやさしく受け流せるのです。(PubMed, MDPI)
巡りアップでむくみとサヨナラ
3つ目の理由は、温活が血液とリンパの循環を高め、美容面でもうれしい変化をもたらすこと。
特に注目されるのが、東洋で古くから婦人科ケアに使われてきたよもぎ(Artemisia princeps)。最近の研究では、よもぎエキスが血管内皮の一酸化窒素合成を促し、手足の冷えやむくみを改善する可能性が報告されています。
よもぎデトラップ恵比寿・藤沢の蒸気浴では、新鮮な国産よもぎをブレンドしたスチームが体表から吸収され、温熱だけでなく植物成分による巡りサポートが期待できます。
施術後に脚が軽く、肌がワントーン明るく見えるという実感は、理にかなった反応なのです。(PubMed)
今日から始めるわたし仕様の温活ルーティン
心と体が整う温活セルフケアは、難しいルールも高価なアイテムも要りません。
生理前は腹巻きと足湯、生理中はぬるめのよもぎ蒸し、生理後は軽いストレッチや入浴で代謝を後押し——このリズムを繰り返すだけで、次の周期のコンディションが変わっていくはずです。
もし自宅では温度管理が難しい、ハーブの用意が面倒というときは、よもぎデトラップ恵比寿・藤沢のサロンでプロに任せるのも一案。温活は習慣化してこそ真価を発揮します。自分に合ったペースで、まずは一週間に一度“あたためる時間”を作り、変化を感じてみてください。
体が温まると心もほぐれる—その心地よさが、継続のいちばんのモチベーションになるはずです。(PMC)
参考・出典 https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/22028164/ https://www.researchgate.net/publication/368494779_Warm-Compress_Effect_on_the_Pain_Level_and_the_Length_of_Dysmenorea https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/40151613/ https://pmc.ncbi.nlm.nih.gov/articles/PMC11331266/ https://www.mdpi.com/1660-4601/18/11/5934